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離婚調停の準備と進め方のポイント

離婚調停の準備と進め方のポイント

離婚調停は(正式には夫婦関係調整調停といいます)、男女2名の調停委員を介して、1回2時間程度、交互に調停室に入って離婚の話し合いをします。

調停委員の仕事

夫と妻、夫婦それぞれの気持ちや考えを聞いて、それをまとめて相手に伝えたり、意見を取りまとめて、うまく話し合いがまとまるように進めて行くことが調停委員の仕事です。


調停委員がまずやることは、話を聞くことです。ですから、自分の気持ちや考えをしっかりと伝えることが、調停を進めていく上で 最も重要だといえるでしょう。

逆に、しっかり伝えることができないと、調停は自分の思った方向に行かない場合もありますし、ややもすると調停委員に対して不満をもってしまうこともあるんですね。



離婚調停は初めての人がほとんどです。

調停の前日は緊張で眠れなかったり、当日は緊張でお腹が痛くなったり、便がゆるくなったりする人もいます。

うつや不安障害・パニック障害などをもっていたり、あがり症の人など、精神的に不安のある人なら頭の中は真っ白になり、緊張!不安!どうしよう!でいっぱいいっぱいになるかもしれません。

緊張していても、不安でも、調停委員に自分の気持ちや考えを上手く伝えるにはどうしたらいいでしょうか?

一番いいのは、紙に書くことです。

つまり、自分の気持ちや考えを手紙を書くように文書にして、それを調停委員に読んでもらうことなんですね。

文章を書くことに自信がない人でも、学生時代に、友達に手紙を書いたこと、今の時代なら長い文のメールを送ったことくらい誰だって一度はあるはずです。

調停を申し立てることが決まったら、手紙やメールと同じ要領で、調停委員に手紙を書いてみましょう。



人は言葉だけですべて伝えることは難しい。

人は言葉だけで自分の気持ちや考えをすべて伝えることは難しいものです。

言葉や身振り手振りを含めた表現力だったり、語彙の豊富さだったり、容姿や声の大きさだったり、言葉で伝えようとすると、どうしても受け手側(この場合調停委員)が分かりやすいように話すことって、けっこう難しいんですね。

緊張していたら話すことすら難しいはずです。



手紙には何を書いたらいいでしょうか。

普通の手紙のようにダラダラと自分の言いたいことだけを書いても、調停委員に伝わらなければ意味がありません。

DESC法などやり方はたくさんありますが、一番簡単な方法は、まず、パソコンとA4用紙、プリンターを準備して(裁判所で使用する書類はすべてA4だからです)、手紙を書く準備をしましょう。

準備が整ったら早速作成に入ります。

まず右上に年月日を書きます。

タイトルは、「調停委員の皆様へ」とか「お願い」とか「申立人の考え」などがわかりやすくていいと思います。

「陳述書」でもOKですが、素人がつくる書類なので、私はあまりおすすめできません。

次に名前を書きます。

ここから重要な文章を書くことになりますが、章立ては


  • あいさつ

  • これまでの経緯(事実)

  • 離婚や相手、子どもに自分の気持ちや考え

  • 離婚の条件とお願いの言葉

この4つだけを簡潔に、小学生でもわかるような文章で書くと、調停委員も読みやすいと思います。ただ、注意してほしいのは、文字の大きさです。文字が11ポイント以下だと小さくて読みづらいので、最低でも12ポイント以上にしましょう。また、行の隙間がないと読みづらいので、行間を適度に空けて、必要に応じて改行しましょう。



実際に実践しています。

手紙を書くという方法は、実際に私のお客様が実践してうまくいった方法です。

調停ですべてを話すこと、自分の気持ちや考えをうまく伝えることは、結構難しいものです。

調停委員に手紙を書くように文書をつくって、当日、自分の番が来る前に調停委員に渡して読んでもらと、調停がうまく進むはずです。

離婚調停をお考えの方は、ぜひ試してみてくださいね。

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