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別居中に子供を連れ去られときの対応と方法について

別居中に子供を連れ去られときの対応と方法について

夫婦関係がうまくいかなくなると、別居の問題が出てきます。旦那さんに子供を連れて行かれたり、奥さんに子供を連れて出て行かれたりした場合の、対応方法について書きますので、参考にしてくださいね。

強引に連れ戻す

子供だけでも連れ戻そうと、奥さんが身を寄せる実家や兄弟の家に押しかけ、子供を強引に奪って連れ戻そうとする旦那さんがいます。

きちんと話し合う旦那さんならいいのですが、怒りっぽい旦那さん、感情のコントロールが苦手な旦那さんだと感情的になってもめることがあるんですね。

実際、奥さんの実家へ怒鳴り込んだ旦那さんと、奥さんのお父さんがケンカをして殴り合いになり、警察沙汰になったケースもありました。また、奥さんの職場に押しかけたり、奥さんの後をつけてスーパーで買い物をしている間に、車に乗り込んで監禁し、警察沙汰になったケースもありました。

強引に連れ戻すのは、ややもすると警察沙汰になったり暴力問題に発展することもありますので、絶対に避けたい方法です。



肯定的に気持ちを伝える

毎日のように奥さんの実家へ行き、”帰ってきてほしい”、”子どもに会わせてほしい” と頭を下げ続けた旦那さんもいました。

気持ちを込めて誠意を持って謝罪したり、奥さんへの愛情・子供への愛情を肯定的に伝えることで、夫婦関係がまだ修復可能な段階なら奥さんも戻ってきてくれる可能性がありますし、子どもと会える可能性も高くなります。



家族会議を開く

夫婦の話し合いでは解決が難しくなり、お互いの両親を交えて話し合って解決を図るご夫婦もいます。

しかし、私が相談を受けたケースでは、話し合いがうまくまとまらず、家族間の争いに発展してしまったケースが多いので、第三者を交えて話し合うときは、慎重に考える必要があるといえるでしょう。



家庭裁判所を利用する

夫婦の話し合いで、別居を解消することや、子どもの奪い合いの問題を解決できないときは、家庭裁判所で「子の監護者指定の調停や審判」「子の引渡しの調停や審判」を申し立てる方法があります。

実際には、監護者指定の調停と子の引渡しの調停は同時に申立てることが必要となり、この2つの調停や審判が、子どもを連れ戻すための最終的な手段といえるでしょう。

申立ての方法や申立書のダウンロードは、家庭裁判所のサイト を見て下さいね。

また、子どもを引き取った親が虐待をしている場合や、子どもに発達の問題や情緒不安定などがみられたり、乳児が母親から離されている場合、子どもが片方の親から引き離されて間もないときなどは、審判前の保全処分という制度を利用することもできます。

この審判前の保全処分は、子どもが悪い環境にいる場合などに、子の引渡しの審判(子どもを引き渡すか渡さないか裁判官が決定すること)の前に、裁判官が、子どもの安全を確保するために引き渡すことを決定することができる制度です。



最後に

夫や妻に子どもを連れて家を出て行かれたときや、別居中に子どもを連れ去られたときは、お互いで話し合って決めることが一番いい方法です。しかし、お互いの話し合いで決めることが難しいことも実際にはたくさんあります。

お互いで解決できないときの最終的な方法として、家庭裁判所の監護者の指定の調停・審判と、子の引渡しの調停・審判を利用したり、子どもの安全を確保しなければならない場合は、審判前の保全処分などを利用する方法があります。

どの方法を選択するにしても、子どもの心を大切にして、できるだけ感情的な争いにならないことが一番大切ですね。

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