離婚をしたい気持ちをうまく相手に伝える方法

いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今日は離婚をしたくなったときの気持ちの伝え方と、気持ちを伝えることの大切さについて書きたいと思います。
離婚や夫婦問題で争いたくない
誰だって、夫婦間で争うことや家庭裁判所へ行くのは絶対いやだと思います。争わないように、調停や裁判にならないように夫婦の話し合いで離婚をするためには、どうしたらいいでしょうか。
まずは自分の気持ちや考えを整理してみる
自分の考えが整理できないまま、離婚したい気持ちを伝えても相手はなかなかわかってくれません。私たち人間は、相手にちゃんと気持ちを伝えてもらわないと相手が何を考え、どういう気持ちなのかわからないんですね。
相手も離婚に同意しているのであれば、離婚の話しはスムーズに進むかもしれませんが、そうでない場合は、しっかりと離婚したい気持ちを伝えなければなりません。
自分の気持ちを書いてみましょう。
まずは、離婚をしたい自分の素直な気持ちを紙に書いてみましょう。そして、自分の気持ちがまとまったら、相手が怒ったり傷つかないようにするために、Iメッセージで伝えてみましょう。
Iメッセージとは、
「私は、・・・・・と思う」と言葉の中に入れることです。
男は「YOUメッセージ」を攻撃ととらえてしまうので、「あなたのこんなところが嫌だから離婚したい」など言い方を間違うと、離婚の話しどころか、喧嘩になってしまう可能性の方が高くなってしまいます。
ですから、「あなたの性格がいやなのよ!」のような相手を攻撃する「YOUメッセージ」は絶対に使わないでくださいね。
Iメッセージを使って、「あなたはこいうことろがあるけど、私にはそれがとても辛いの。」という感じで、自分の気持ちを素直にそして、「私は」をつけてIメッセージで伝えてみましょう。
あせらないことが大切
早く離婚して欲しいと思っても、相手が応じてくれなければ離婚はできません。強引に離婚をすすめようとすると相手は必ず反発してくるはずなので、最初はあせらずに自分の気持ちと考えを伝えることだけを目標にすることが大切です。相手を変えることは難しいものです。人の気持ちや考えが変わる時は、相手に説得された時よりも、相手から素直な気持ちや考えを伝えてもらった時の方が、変わりやすいんですね。
これを心理学では「内発的動機付け」といいます。
相手に説得されての離婚は円満離婚になることは難しいのですが、自分で結論を出した離婚は円満離婚になることが多いのです。
人は素直に自分の気持ちを伝えること、伝えられることで、自然に自分で考え答えを出すようになれるんですね。
ですから、人のコミュニケーションで大切なのは、伝えることと聴くことなのです。
最後に
離婚の問題は、自分にとっても相手にとっても、辛いもの。だからこそ、伝えることの大切さ、伝えることの重要さを知って欲しいと私は思います。
最初はあせらずに、Iメッセージを使って、自分の気持ちと考えを素直に正直に伝えることから始めてみましょう。
そして、相手の返事を求めることはやめて、伝えることと聴くことをポイントにゆっくりと進めていきましょう。
そうすれば、必ず相手もあなたの気持ちを理解してくれると思います。
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