離婚の公正証書で失敗し、旦那さんに慰謝料を請求できなかった本当の話。

離婚の公正証書で失敗し、旦那さんに慰謝料を請求できなかった本当の話。
こんにちは、平良です。

今日は実際にあった話を、個人が特定できないように紹介したいと思います。

夫の不倫が発覚

かれこれ今から数年前のこと。

Aさんは、夫の不倫が原因で、離婚をすることになりました。

不倫を知ったきっかけは、夫のスーツに入っていた一通の手紙。

手紙には、「この前は楽しかったね。愛してる。」と書いてあったそうです。


怒ったAさんは離婚を選択

怒ったAさんは、旦那さんを問い詰め、旦那さんは不倫を認めて、離婚をすることになりました。

Aさんは、とても行動的な方で、自分でネットで調べて、離婚の公正証書の案をつくり、公証人役場へ行ってなんとか公正証書をつくってもらいました。

その後、離婚届を提出し、慰謝料を払ってもらおうと元夫に連絡をしたら、「公正証書をつくって離婚もしたんだから、慰謝料は払わない」と言われたそうです。


公正証書が失敗だった?

怒ったAさんが私のところへ相談に来たので、Aさんがつくった公正証書を見てみると養育費の取り決めはきちんと書かれていたのですが、慰謝料については何も書いてなく、

「本件離婚は、本証書をもって円満に解決したものとし、今後は、慰謝料、財産分与等、名目の如何を問わず請求しない」と書いてありました。

この文言(条文といいます)は、簡単に説明すると、離婚をした後は、”どんな請求もしてはいけませんよ” という意味なんですね。


不倫相手に慰謝料を請求することに。

公正証書は、裁判の判決文と同じ効力があるので、私のアドバイスで元旦那さんに対して慰謝料を請求することはあきらめ、それなら、“不倫相手から慰謝料をとってやる~”ということになり、不倫相手の女性に私が内容証明を送り、100万円を支払ってもらうことで示談が成立しました。

とりあえず、相手の女性から支払ってもらえたので、Aさんもホッとしていたのですが、元旦那さんから慰謝料をもらえなかったのは、Aさんにとっては、大失敗だったかもしれませんね。

でもAさん、公正証書をしっかりつくったことで、子供の養育費は、毎月7万円を払ってもらえることができました。


まとめ

離婚の公正証書は、シングルマザーになる子連れ離婚にとって、少ない安心を確保できる唯一の方法といえます。

予算を減らすために自分でつくることは、とてもいいことだと思いますが、やはり失敗するとAさんのように損をしてしまう可能性もありますし、一度つくった公正証書はやり直すことができないので、一度専門家に見てもらったり、相談した方が安心できると思いますね。

これから離婚を考えている人は、公正証書の準備をしっかりして離婚をすすめていくことが、子連れ離婚を失敗しないためにも大切なことではないでしょうか。

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