離婚調停が不成立になったら、裁判しかないのですか?

現在、離婚調停中です。
夫は絶対離婚しないと主張していて、調停委員からも、夫は離婚に応じそうにないと言われています。
おそらくこのままだと次回の調停で終わりそうです。
私は、夫と修復することはできないので、何とか離婚したいのですが、離婚するには離婚裁判をするしかないのでしょうか?
このままだと、どちらかが死ぬまで離婚できないのかもしれません。
調停が不調に終わった場合の離婚方法
ご主人が離婚に応じてくれないので、先のことを考えると不安なのかもしれませんね。もし今の調停でお互いの意見が折り合わず、調停が不成立となって終わってしまった場合、あなたの選択肢は3つあります。
①もう一度お互いで離婚について話し合う。
②数ヵ月後に(半年くらい)もう一度離婚調停を申立てる。
③離婚裁判をする。
②数ヵ月後に(半年くらい)もう一度離婚調停を申立てる。
③離婚裁判をする。
お互いで話し合うことができなくなったため、現在離婚調停をしているのだと思いますが、そもそもなぜ、ご主人は離婚に応じてくれないのでしょうか?
ご主人の悪いところばかりを責めていませんか?
ご主人の離婚したくない気持ちをきちんと聴いてあげたことはありますか?
調停委員が相手に伝えやすいように自分の気持ちや考えを伝えていますか?
男性は、自分の悪いところばかり言われると、防衛体制に入って、女性の言うことを聞かなくなってしまうことがあります。
また調停で、相手を責めるような言葉を多く使うと、調停委員もあなたの気持ちや考えを、ご主人に伝えづらいものです(ご主人にあなたの離婚をしたいという気持ちがしっかり伝わっていないのかもしれません)。
コミュニケーションの基本は、まずは相手の話しを聴くことです。
相手の話を聴いてあげることで、相手も自分の話を聴くようになります。
戦うのではなく、なんで?と考えるのではなく、まずはご主人の気持ちや考えを時間をかけて聴いてあげてみてください。
実際に実践して、円満に離婚できた方がたくさんいらっしゃいます。
やはり、離婚裁判はお金も時間も精神的にもかなりきついくなりますので、できる限り今の調停や話し合いでの解決を目指し、どうしてもご主人が応じてくれないなら裁判をされた方がいいと思います。
ただ、DVやモラハラ夫、自己中心的な夫の場合、裁判で争わないと離婚できないケースもあります。
ご主人に性格的な問題がないのであれば、時間をかけて工夫しながら粘り強く話し合っていくことが大切ではないでしょうか。