会社名義の不動産や預貯金は離婚の財産分与の対象になりますか?

会社名義の不動産や預貯金は離婚の財産分与の対象になりますか?

離婚の財産分与について教えてください。

私は家族で経営している小さな会社で社長をしています。

会社の役員は私1人の自営業的な会社です。

妻と離婚した場合、会社の建物と土地(夫名義)や会社名義の預金は財産分与として妻に分けなければいけないでしょうか?

会社の経営は順調で、借金もありません。

会社で使っている不動産でも財産分与できます

比較的小規模の会社や、家族で経営している会社などの場合、財産分与の方法が難しい場合があります。

建物と土地の不動産が、会社の名義ではなく個人の名義であれば、原則として財産分与の対象になります。

仮に、会社名義であったとしても、あなたの場合、家族で経営している個人事業的な会社で、家計と会社経営で得たお金の区別が難しい場合や、あなたの財産と会社の財産と区別が難しい場合などは、残念ですが、財産分与の対象になる可能性が高いでしょう。

会社名義の預金についても同様に、財産分与の対象になる可能性があります。


財産をつくった貢献度によって分け方も違う

財産を分けることになったとしても、夫と妻のどちらが会社で使っている土地や建物の取得に貢献したかによって、分ける割合が違ってきます。

例えば、建物を建てる費用の8割は結婚前に夫が貯めた預金で支払ったなどの理由があれば、夫のもらう割合が多くなって当然ですよね。

会社で使用している建物を財産分与で分けることは難しいと思いますし、現実的ではないと思いますので、法律のことは気にせずに奥さんと冷静に話し合って、紛争にならないように、しっかり決めることが大切ではないでしょうか。