先に慰謝料を払って離婚した後で財産分与の請求はできますか?

先に慰謝料を払って離婚した後で財産分与の請求はできますか?

私の不倫が原因で妻から離婚を請求されています。

私に責任があると思っているので、妻に慰謝料を払って離婚したいと思っています。

慰謝料を払って離婚したあとで、妻に対して財産分与の請求はできますか?

妻は私の3倍は預金しています。

離婚後2年以内なら財産分与できる

財産分与は、離婚のときから2年以内であれば、請求することができます。

あなたは、自分が不倫したことが原因で奥さんを傷つけ離婚になってしまうことに、責任を感じていらっしゃるのかもしれませんね。

財産分与は慰謝料を含めて考える場合もありますが、基本的には、慰謝料と財産分与は別ですので、離婚のときに慰謝料を支払って、離婚後に財産分与の取り決めをすることは問題なくできます。

ただ、離婚の際に、離婚協議書や公正証書をつくって、清算条項という内容の文章を入れた場合、財産分与の請求はできなくなってしまいます。


清算条項とは、

第10条:甲と乙は本件離婚の問題はすべて解決したものとし、慰謝料、財産分与等名目の如何を問わず、何らの請求をしない。

という内容の条文のことをいいます。

この条文が入っている離婚協議書や公正証書で合意すると、離婚後に財産分与の請求をすることはできませんので、離婚するときは、しっかりと話し合って決めることが大切です。

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