DV夫との離婚調停中に婚姻費用(生活費)請求の調停を申し立てる方法とは?

DV夫との離婚調停中に婚姻費用(生活費)請求の調停を申し立てる方法とは?

夫のDVが原因で子どもを切迫早産し、生活費も入れてくれず、結婚前に私が貯めていた貯金をくずして今日まで生活をしてきました。

夫の暴力はとどまることを知らず、子どもにまで暴力を振るうようになり、子供を連れて別居して、家賃の安い アパートで子供と2人暮らしています。

夫は話し合いができる人ではないので、離婚調停を起こしました。

私は離婚調停の中で婚姻費用も請求できると思っていましたが、調停委員から婚姻費用の請求をするなら、離婚調停とは別に起こさないといけないと言われました。

今は離婚調停をしている最中だし、別で婚姻費用の調停を起こすのも疲れるし、どうしたらいいでしょうか?

離婚調停と婚姻費用の調停は別々に申し立てる

ご主人からの暴力に今まで一生懸命耐えながら、大切な子どものためにがんばってきたのかもしれませんね。

DVは身も心もボロボロにされてしまうので、本当に大変だったと思います。

さて、離婚調停はどのような状況でしょうか。

生活に困っている方にとって、離婚調停で婚姻費用の取決めまでしてくれたら、本当に助かると思うのですが、家庭裁判所では別々に申立てないといけないため悩んでしまいますよね。

離婚調停をやりながら別に婚姻費用の調停を申し立てると、確かに時間がかかってしまいます。

離婚調停は審判に移行することはほぼありませんが、婚姻費用は調停で決まらなかった場合審判に移行し、審判で裁判官が決定します。

調停でも早くて2~3ヵ月はかかりますので、もし審判に移行した場合は3ヵ月以上かかることになります。


DVの場合早く離婚を成立させることも大事

DV夫は簡単に離婚に応じてくれない場合が多いため、離婚すること自体疲れてしまう方が多いです。

ですから、婚姻費用はとりあえず諦めて、離婚をすることだけにがんばる方が多いと、私は感じています。

もし、時間がかかってでも婚姻費用を先にもらって、それから離婚の話を進めていく体力があるなら、婚姻費用の調停を申し立てた方がいいでしょう。

しかし、離婚に時間をかけたくないのであれば、婚姻費用は諦めて、今の離婚調停で過去の婚姻費用を財産分与や慰謝料と含めて話し合いを進めるという方法もあります。


まとめ

整理すると、今の離婚調停の中で、過去の未払い分の婚姻費用を財産分与や慰謝料と含めて金額を決定し、支払ってもらう方法と、離婚調停とは別に婚姻費用の調停を申し立てて、婚姻費用から決めてもらう方法があります。

婚姻費用の支払いが決まるまでに早くて3ヵ月はかかりますので、DVの被害で苦しんでいる他の方のように早く離婚をした方がいい場合もあります。

もし1人で調停を進めることが難しい場合は、DV被害者センターなどから弁護士を紹介してもらい、調停に付き添ってもらった方がいいかもしれません。

いずれにしても、DV夫との離婚は大変だと思いますので、1人で悩まずに、友人や兄弟など信頼できる方に支えてもらいながら進めていくことが大切だと思います。

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