婚約とは何をしたら成立するのですか?裁判所の判断は?

婚約とは何をしたら成立するのですか?裁判所の判断は?

私は、交際して2年になる彼がいます。

今ではお互いの実家を行き来する仲で、彼の両親が私の実家へ来て挨拶もしました。

私の両親は彼と結婚するものだと思っていますし、私たち2人も、結婚する約束をしていました。

ところが、数日前、突然彼が別れたいと言ってきたのです。

私は当然結婚するものだと思っていたので、とてもショックでした。

私たちの場合、婚約したことにはならないのでしょうか?

裁判所が考える婚約とは

日本には、「婚約」について規定した法律はありませんので、裁判所の判断を紹介したいと思います。

裁判所の裁判例をみると、「男性と女性が、将来結婚して夫婦になろうね」という約束は、“婚姻予約”といって、お互いの口約束でも、それ自体は約束として保護しましょうと言っています。

裁判所が、婚約が成立したか判断する材料として、

①2人が誠心誠意夫婦になること、夫婦として生活することに合意したか。

②2人が結婚することを両親や親族・友人なども知っているか。

③継続的な性関係があったか。

④合意したときに成年者となっていたか。


主に以上のようなことから総合的に判断しています。


婚約は成立していたのか

婚約が成立しているかどうかについては、裁判官しか判断はできませんが、あなたの場合、裁判所の判断材料からみてみると、

お互いの実家を行き来する仲で。

2人の間では結婚の約束をしていて。

彼の両親があなたの両親に挨拶をしている。

ということなので、婚約は成立しているといえるかもしれません。

ただ、婚約が成立しているか否かの問題より、これから夫婦としてやっていくためには、お互いを大切にし合う“愛情”が必要ですよね。

あなたが彼と別れたくないのであれば、まずは、彼の気持ちを冷静に聴いてみてはどうでしょうか。

彼の気持ちを聴いたあとで、あなたの素直な気持ちを冷静に伝えてみてはどうでしょうか。

その方が、あなたも彼も一歩先にすすめるような気がします。

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