元夫から養育費の減額請求をされたときに、知っておきたい4つのこと。

元夫から養育費の減額請求をされたときに、知っておきたい4つのこと。
養育費は、子どもの成長のために絶対に必要で大切な費用です。

離婚のときに公正証書もつくって、毎月養育費をちゃんと支払ってもらえていたのに、突然、養育費を減額して欲しいと元夫からいわれたら、あなたならどうしますか?

今日は、元夫から養育費の減額を請求されたときに、知っておきたい4つの対応について書きますね。


よくある減額理由

元夫からの養育費の減額請求のひとつに、「再婚をするから養育費を減額してほしい」という理由があります。確かに再婚相手のことを考えると、男としては減額してほしいと考えるのも当然かもしれません。

ただ、元夫が再婚したからといって、当然、再婚=子どもの扶養義務は軽くなる。または再婚=子どもの扶養義務はなくなる。ということにはなりませんし、元奥さんが再婚した場合も同じです。


養育費の減額請求をされたときの4つの対応



  • 理由はどうあれ絶対減額に応じない。

  • 理由を聞いて納得できたら減額に応じる。

  • 理由を聞いて納得できなかったら減額に応じない。

  • 行政書士や弁護士に依頼をして減額に応じられない文書を出す。


Check絶対減額に応じない
元夫から「養育費の減額をして欲しい」とお願いをされても、理由も聞かず、絶対に減額に応じないという対応です。この対応方法だと場合によっては、元夫を精神的に追い詰めてしまう可能性もあるので、あまり良い対応だとはいえません。

実際にあった事例ですが、元旦那さんが再婚をして、再婚相手との間に3人の子どもができました。それまで元旦那さんはまじめに毎月4万円の養育費を元奥さんに支払っていたのですが、昨今の不景気で給与は少なくなり、3万円に減額して欲しいと言ってきたんですね。

しかし、元奥さんは絶対に応じなかったところ、元旦那さんは養育費の減額調停を申し立て、結局審判で4万円から2万円に下がってしまったのです。

元夫にも言い分があるはずなので、とりあえずきちんと話しを聴いてあげてから結論を出した方がいい場合もあるんですね。

Check理由を聞いて納得できたら減額に応じる
この方法は、争わずに解決できる・調停をせずに解決できる・専門家に依頼せずに解決できる・お互いにとって一番いい方法です。元旦那さんの減額して欲しい理由を元奥さんが納得して応じたのですから、多少不満は残ったとしても、すっきりと解決できますよね。

Check理由を聞いて納得できなかったら減額に応じない
これも、元旦那さんが考えいる減額請求の理由をしっかり聞いた上で、減額に応じないと決めるわけですから、いい方法だといえます。ただ、元夫が減額してくれなかったことに不満を抱く可能性があるので、その時は、元旦那さんが調停を申し立てることも考える必要があるでしょう。

Check行政書士や弁護士に頼む
養育費の減額に応じたくないので、行政書士や弁護士に依頼して応じられない理由を書いた文書を送ってもらう方法です。この方法は相手によって効果はありますが、元旦那さんが本当に困っている場合、相手を追い詰めてしまうことがあるので、依頼する場合には注意が必要です。

実際、私も若い頃、相談者の依頼に応じて文書を送ったことがあります。文書を送った後で相手の方が病気をされていたことを知り、文書を送ったことに後悔しました。

現在は、文書を送ることで考えられるリスクをしっかり説明し、話し合った上で、依頼を受けるようにしています。


お互いの話し合いで決まらない場合

お互いで話し合っても折り合いがつかないときは、減額をしてほしい元夫が家庭裁判所に養育費の減額調停を申し立てて、調停で話し合う方法しかありません。調停でも合意できない場合は審判に移行して裁判官が決定することになります。


最後に

一度決まった養育費は減額も増額も難しい場合がほとんどです。ただし、「ないものからは取れない」が原則なので、どうがんばっても、どんなに節約しても養育費を減額する以外に方法がなければ、家庭裁判所も養育費の減額を認めるでしょう。

お互いで話し合って決めるか、それとも家庭裁判所で決めるか、どちらがいいかは人それぞれですが、私の経験から、できるだけお互い納得できるまで話し合って決めた方がいいといえますね。

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