親の養育態度で子どもが変わる!知っておきたい20のこと。

普段の家庭生活の中で、また夫婦関係が悪くなったときなど、親の養育態度や日頃の何気ない親の姿は、子どもの成長や心に大きな影響を与えることがあります。
親の態度と子の姿
- 家庭に笑いがある⇒明るい表情の子どもになる。
- 家庭でも会話が多い⇒自分を表現できる子どもになる。
- 親がよく愚痴を言う⇒明るさのない子どもになる。
- 親が怒りっぽい⇒怒りっぽい子どもになる。
- 親が厳しすぎる⇒おどおどした子どもになる。
- 親子が納得するまで話し合う⇒よく考える子どもになる。
- 子どもの努力を認めない⇒自信のない子どもになる。
- 子どもを甘やかす⇒わがままな子どもになる。
- 子どもと一緒に感動する⇒やる気のある子どもになる。
- 親が子どもの話を聞かない⇒親の言うことを聞かない子どもになる。
- 叱るべき時に叱らない⇒ルールを知らない子どもになる。
- 子どもをよくほめる⇒積極的な子どもになる。
- 子どもに物を与えすぎる⇒物を大切にしない子どもになる。
- 子どもにすぐ手をあげる⇒弱いものいじめをする子どもになる。
- 自信のない親の姿を見せる⇒大人をバカにする子どもになる。
- 親が一生懸命に生きている⇒生き生きとした子どもになる。
- 何かに熱中しているとき中断させない⇒創造性豊かな子どもになる。
- 親が本をよく読む⇒本の好きな子どもになる。
- 子どもの言葉を信じない⇒うそを言う子どもになる。
- 夫婦の仲がよい⇒兄弟仲が良い子どもになる。
※「夫婦は「気くばり」で9割うまくいく/吉岡愛和著より」
いかがでしょうか?
「あっ、私にもあてはまる、こんなことしてたかも」という項目が1つはあったのではないでしょうか。
Check子どもは親をちゃんと見ている
親はあまり気づかないかもしれませんが、子どもは親のことをちゃんと見ています。
言葉の使い方、しぐさ、くせ、タバコの吸い方、毎晩の晩酌、電話をするときの声、夫婦の会話、etc・・・
どんな場面でもどんな時でも、子どもは親をちゃんと見ているんですね。
Check親が子どもをすり込んでいる
私たちの言葉や態度が、子どもの性格や人格形成にとても影響を与えます。特に言葉はそうです。親が汚い言葉を平気で使うと、子どもも使うようになります。
また、あれはダメ、これはダメ、あれは良い、これは良いなど、子どもの気持ちを無視して、親の価値基準を子どもに押し付けると、子どもは我慢を強いられるので、自分を出すことができなくなり、反抗的な態度をしたり、グレてしまったりすることがあります。
親の価値観を押し付けられてずっと育った人の中には、大人になってから人格に偏りが出て、浮気を繰り返す人、すぐに嘘をつく人、ギャンブルやアルコールに依存してしまう人などがいます。
実は、浮気性の人やギャンブル依存症、アルコール依存症、セックス依存症、パーソナリティー障害などは、親や家庭環境が大きく影響していることが多いんですね。
最後に
子どもたちは、親ばかりでなく周囲の大人のこともちゃんと見ています。そして子どもたちなりに考え、それを吸収したり学習したりしています。そんな子どもたちですから、夫婦関係が悪くなるといち早く察知することができるので、良くも悪くも夫婦関係は子どもの人生に大きな影響を与える、大切な存在といえるかもしれません。
「親の態度と子の姿」ぜひ、日々の子育ての参考にしてくださいね。