離婚や子どもの親権争いで、絶対にしてはいけない3つのこと。

今日は、子どもの親権争いや別居中に子どもを誰が引き取って育てるかでもめているとき、離婚のことで話し合うときに、絶対やってはいけない3つのことを書きますね。
子どもは親を選べない
子どもにとって、お父さんは世の中に1人だけ。お母さんは1人だけです。
子どもの視点で考えると、子どもにとって親はかけがえのないこの世で一番大切な存在です。
その大切な親をどちらか選べという選択肢は、子どもにとって、とてもとても苦しく辛い質問です。
子どもからすると、「そんな質問しないでよ!」「選べるわけないじゃない!」と多くの子どもが思っています。
中には、子どもに選ばせた方がいいと言う方もいますが、子どもは親の顔色を伺うものです。
子どもが親を選ぶということは、子どもなりに、相当な気を使わなければなりません。
ですから、子どもに「お父さんとお母さん、パパとママどっちと住みたい?」とか、離婚したらどっちについて来る?という質問は、子どもにとって酷な質問なので、絶対にやめてほしいと思います。
子どもの前で相手の悪口を言う
これも、絶対に言ってはいけません。子供にとってたった一人の父親・母親という存在をどちらか一方の親が否定することは、子どもにとって、とても辛いことです。
大好きな人を友人から「私あの人きらい」って言われたら、私たち大人でも不快な気持ちになりますよね。
親ならなおさらではないでしょうか。
片方の親に対して悪いイメージを持ちながら成長していくと、一緒に住んでいない親のことを恨んだり、人格の形成に大きな影響を与えることもありますし、異性に対してコンプレックスをもってしまうこともあります。
ですから、どんなに悪い夫や妻であっても、悪口は言わない方が、子どもの心の成長にはいいと言えるでしょう。
子どもの前でケンカをする
子どもの前で離婚や子どもの親権の話をしたり、そのことでケンカをするなんて、一番最悪なパターンです。子どもは親が仲がいいと心が安定するものです。
中には、「家の子はしっかりしているので、何でも話したり相談しているから大丈夫」という方もいましたが、お母さんに席をはずしてもらって、高校生の娘さんに話を聴いてみたら、本音はもう聞きたくないし、本当はお母さんの話を聞くのは嫌だ”と言っていました。
まとめ
子どもはどんなに成長しても、親の子どもです。離婚や親権の問題は、子どものいないところで話し合い、そして親が決めて子どもに伝えることが一番子どもにとって精神的な負担は少ないと思います。
離婚という辛い体験を子どもにもさせるわけですから、せめて、精神的な負担だけでも軽くしてあげたいですね。