子どもを連れ去られたときに子どもを連れ戻す4つの方法とは?

子どもを連れ去られたときに子どもを連れ戻す4つの方法とは?
別居の際、旦那さんと早く離れるために、しかたなく子どもを連れて別居するケースがあります。

残された旦那さんの中には、突然、奥さんと子どもに出て行かれ、どうにかして、奥さんに帰ってきてもらおう、それが無理なら、奥さんが勝手に出て行ったのだから子どもだけでも連れ戻そうと、必死に考え行動する方もいるでしょう。

今日は、突然子どもを連れ去られたときに日本の法律の中で、連れ戻す方法を考えてみたいと思います。


子どもを連れ戻すための方法とは


方法1強引に連れ戻す。
妻と子供が突然いなくなって気が動転してししまった人の中には、奥さんが身を寄せる実家や兄弟の家に押しかけ、強引に連れ戻そうとする旦那さんがいます。

きちんと話し合う旦那さんならいいのですが、怒りっぽい旦那さん、感情のコントロールが苦手な旦那さんだと感情的になってもめることもあり、危険な場合も多々あります。

実際、奥さんの実家へ怒鳴り込んだ旦那さんと奥さんのお父さんがケンカをして殴り合いになり、警察沙汰になったケースもありました。

また、奥さんの職場に押しかけたり、奥さんの後をつけてスーパーで買い物をしている間に、車に乗り込んで監禁し、警察沙汰になったケースもありました。


方法2帰ってきて欲しいと謝罪する。
方法1とは逆に、毎日のように奥さんの実家へ行き、”帰ってきてほしい”、”子どもに会わせてほしい” と頭を下げ続けた旦那さんもいました。

気持ちを込めて誠意を持って謝罪をすることで、夫婦関係がまだ修復可能な段階なら奥さんも戻ってきてくれる可能性がありますし、子どもと会える可能性も高くなります。


方法3お互いの家族で話し合う。
夫婦の話し合いでは解決が難しくなり、お互いの両親を交えて話し合って解決を図るご夫婦もいます。

しかし、私が相談を受けたケースでは、話しがうまくまとまらず、家族間の争いに発展してしまったケースが多いので、第三者を交えて話し合うときは、慎重に考える必要があるといえるでしょう。


方法4お互いで解決できないときの最終的な手段
お互いの話し合いで子どもを連れ戻すことができないときは、家庭裁判所の監護者指定の調停や審判。子の引渡しの調停や審判を申し立てる方法があります。

実際には、監護者指定の調停と子の引渡しの調停は同時に申立てることが必要となり、この2つの調停や審判が、子どもを連れ戻すための最終的な手段といえるでしょう。

申立ての方法や申立書のダウンロードは、家庭裁判所のサイト を見て下さいね。

また、子どもを引き取った親が虐待をしている場合や、子どもに発達の問題や情緒不安定などがみられたり、乳児が母親から離されている場合、子どもが片方の親から引き離されて間もないときなどは、審判前の保全処分という制度を利用することもできます。

この審判前の保全処分は、子どもが悪い環境にいる場合などに、子の引渡しの審判(子どもを引き渡すか渡さないか裁判官が決定すること)の前に、裁判官が、子どもの安全を確保するために引き渡すことを決定することができる制度です。


最後に

夫や妻に子どもを連れて家を出て行かれたときや、別居中に子どもを連れ去られたときは、お互いで話し合って決めることが一番いい方法です。しかし、感情的な対立が激しく話し合いで決めることが難しいことも実際にはたくさんあります。

話し合いで解決できないときの最終的な方法として、家庭裁判所の監護者の指定の調停・審判と、子の引渡しの調停・審判を利用したり、子どもの安全を確保しなければならない場合は、審判前の保全処分などを利用する方法があります。

どの方法を選択するにしても、子どもの心と親子のつながりを大切にしてあげたいですね。

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