離婚調停を圧倒的に有利にすすめる方法とは?

離婚調停を圧倒的に有利にすすめる方法とは?
こんにちは、平良です。

突然ですが、みなさんは、“離婚調停を圧倒的に有利にすすめる方法”って実際にあると思いますか?

残念ですが、離婚調停を圧倒的に有利にすすめる方法はありません(怒らないで下さいね)。

ネットを検索をしていたら、このようなタイトルのページがあったので、今日は、離婚調停を有利にすすめることができるのか、について書いてみたいと思います。


離婚調停を有利に進める方法は本当にあるのでしょうか

そもそも離婚調停とは(正式には夫婦関係調整調停といいます)、戦う場所ではありませんし、勝ち負けを競う場所でもありません。

夫婦が離婚について調停委員を介して、冷静に話し合う場所です。

ですから、離婚調停を圧倒的に有利に進める方法みたいなものは存在しないんですね。

実際に離婚調停を経験したことがある人ならわかると思いますが、もし、有利にすすめる方法があるとしたなら、それはたった1つだけ。

自分の言いたいことを根拠をもって調停委員がわかりやすいように調停委員に向かって話すことです。

逆に、自分の言いたいことを根拠をもって調停委員に話せなかったら、調停委員にも相手にも自分の考えが伝わらないので、自分の考えていることが分かってもらえません。

結局、自分の考えをしっかり持って、それをきちんと伝えれば、調停委員にも相手にも意思や考えが伝わりやすいので、結果的に有利に進むということはあり得るかもしれません。

以前、書いたことがあるのですが、調停を自分の思い通りに進めるために、「応じないなら裁判をします」と言ったり(交渉の材料ではなく本気ならいいと思います)、

「子どもの親権を譲ってくれるなら、養育費は2万円でいいです」

「子どもの親権を譲ってくれるなら、子どもに会わせます」という条件を出して駆引きをする人がいます。

もちろん、これはこれでOKですし、調停では当たり前のことで、このような駆引きの方法が調停での一般的な交渉術だと思います。


離婚調停の前に子どもを連れて別居する。

例えばよくあるのが、子どもを連れて実家に帰り離婚調停を申立て、夫には子どもと会わせずに離婚の話を進めようとする奥さんがいます。

確かにこの場合、夫は突然妻と子どもに出て行かれてしまうので、夫の精神的ダメージは本当にすごいものがあります。

私のお客様の中には、うつになってしまった人が何人かいました。

奥さんが子どもを連れて別居した後の調停では、離婚をするかしないか、子どもの親権をどちらにするかなどについて、奥さんの方が精神的に有利に進めることができると思いますし、子どもの親権を奥さんが取りたい時には、かなり奥さん側が親権争いでリードすることが多いのも事実です。

実家に帰ることは仕方のないことだと思います。しかし、子どもにも、子どもなりの意思や考えはあるので、子どもを離婚交渉のカードに使うのはあまりおすすめできませんが、モラルハラスメントやDVがあったり、圧倒的に旦那さん側に問題がある場合は、子どもを連れて出て行くしかないでしょう。


相手の弱点をつく。

相手の浮気現場を押さえて離婚調停を有利に進めるとか、相手のいけない所を探して、そこを徹底的について離婚調停を有利に進めるとか書いてあるものもあるようですが、

はっきり言って、精神的なダメージを相手に与えることはできても、それだけをもって調停が有利に進むことはあり得ません(自己満足はできるでしょう)。

実際に子どもの親権争いをしている夫婦の調停で、奥さんが不倫をしていたことを旦那さんが責めて、奥さんを精神的に追い詰めたのですが、最終的には奥さんが子どもの親権をとって離婚が成立しました。

この事例では、不倫していた事実があるので、圧倒的に奥さんが不利だと思われる方もいると思います。でも、そんなことはまったく関係のないことなんですね。


まとめ

相手を精神的に追い詰める方法は確かにあります。しかし、誰もが簡単にできるような、必ずうまくいくような離婚調停を有利にすすめる方法は絶対にありません。

そもそも離婚は相手がいることなので、交渉術は通じるかもしれませんが、そんなことを考えるより、まっすぐ素直に正直に離婚の話し合いをした方が、争わない離婚、ストレスのかからない離婚、お金をかけずに早く解決できる離婚ができると思いますし、調停委員からの印象も確実に良くなるはずです。

相手を精神的に追い詰めても、感情的な争いが激しくなるだけで、何も解決できないことが多いものです。

ネットなどの情報に惑わされないよう、自分の気持ちに正直になり、自分の考えをしっかり持つことが最終的にはいい離婚ができる秘訣です。

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