突然離婚を迫られたときの対応と大切な心得。

突然離婚を迫られたときの対応と大切な心得。
突然前触れもなく「離婚してほしい」と相手に言われたら、あなたならどうしますか?

長年一緒に生活をしていると、時には”離婚したい”と思うこともあるのが人の心ですよね。

でも、突然真剣な顔で「離婚してほしい」と言われたら、本気で離婚してほしいと言われたら、話は違います。

今日まで何の問題もなく生活してきた夫婦であれば、頭の中は真っ白になって、何がなんだかわからくなるかもしれません。


まずは相手が離婚したい理由を冷静に聴く

突然「離婚したい」と言われたら、まずは冷静に話を聴くことが大切です。なぜ離婚をしたいのか、どうしても離婚しなければならないのかなど、感情的にならないように冷静に相手の話を聴いてみましょう。


納得できないことはしっかり伝える

そもそも完璧な人は世の中にいません。

夫婦のどちらに非があるのか、責任があるのかを考え、それを議論しても水掛け論になってしまいます。

終わりのない議論が始まると、話しがまとまるどころか、感情的になって夫婦関係が悪化してしまうこともあります。

納得できないことは、しっかり相手に伝え、自分が理解できるまで説明してもらいましょう。


離婚は簡単にできない?

相手がどんなに強引に離婚を迫ってきても、離婚することに合意しなければ、簡単に離婚することはできません。

日本は欧米などと違い協議離婚という制度があるため、いきなり裁判をすることもできませんので、本人が離婚に合意しないかぎり、簡単に、強引に離婚することはできないのです。

もう少し詳しく説明すると、突然夫が妻に、離婚したいと迫ったとします。でも妻は、絶対に離婚したくありません。

そうすると、日本ではいきなり裁判をすることはできないので、まずは話し合いで離婚を決めることになります(これを協議離婚といいます)。

話し合いの中で、妻が離婚したくないと言い続けると、夫は、妻が離婚に応じてくれるのを待つか、離婚調停を申立てて、家庭裁判所の調停で離婚の話し合いをするかの2つの選択肢があります。

妻が離婚に応じてくれるのを待つ場合、妻が離婚に応じなければ絶対に協議離婚はできないわけです。

夫が離婚調停を申立てた場合、妻が離婚に合意をすれば調停は成立となり離婚することになります。しかし、妻が離婚に合意しなかったときは、調停は不成立となり、離婚はできないまま調停は終わってしまいます。

ここまでくるのに、数ヶ月~1年くらいはかかりますので、妻が離婚したくない場合は、ここまでがんばれば、絶対に離婚できないわけです。

調停が不成立になってしまうと、夫には、離婚裁判をするか、もう一度話し合いをするか、半年くらい経った後でもう一度離婚調停を申立てるか、という3つの選択肢から次の行動を選ぶことになります。

離婚裁判以外を選択した場合は、離婚の話は振り出しに戻るということになるんですね。


拒否続けることのストレス

「離婚してほしい」といわれても、離婚は簡単にすることができないことはわかっていただけたと思います。

しかし、相手からの離婚の申し出を断り続けると、精神的に辛くなることも事実ですよね。

自分に対して愛情がなくなった相手と一緒にいるのは辛いものですし、家庭内別居や仮面夫婦は、精神的に疲れると思います。

また機嫌が悪くなることが多くなり、子どもに八つ当たりをしたり、しかることが多くなったりして、子どもにも辛い思いをさせてしまう場合もあります。


最後に

突然相手から「離婚したい」と言われても、妻が(夫が)離婚に合意しなければ、簡単に離婚することは難しいのが日本の離婚制度です。

でも、お互い相手に対してストレスを感じたり、嫌な気持ちを抱え込んだまま生活をしていくと、自分だけではなく、相手も子どもも精神的に辛くなることがあります。

別居をして冷却期間を取るなども良い方法だと思いますし、夫婦カウンセリングなどを利用して、自分の考えを整理したり、お互いを冷静に見つめ合うことも、大切かもしれませんね。

もし、相手が離婚届を勝手に出すおそれがある場合は、市役所に ”離婚届の不受理申出” の手続きをとっておきましょう。

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