“普通”をなくすと夫婦関係はうまくいく?

“普通”をなくすと夫婦関係はうまくいく?
「普通はこうでしょ」「こうやるのが普通ですよね」

夫婦カウンセリングをしていると、よく聞く言葉 “普通”。

「普通は仕事が終わったらすぐ帰ってきますよね~、なのに家の旦那は」

「1ヶ月の小遣いは3万円が普通ですよね」

「どこの家の旦那さんも、休みの日は子どもと遊ぶのが普通じゃないですか」

「普通はこんなことでウソつかないですよね」

「浮気したら謝るのが普通じゃないですか」 などなど。


そもそも普通ってなに?

沖縄県の人はへちまを味噌汁に入れたり、チャンプルー(沖縄の炒め物料理)に入れたりして、へちまを食べます。

しかし、他の都道府県ではへちまは食べません。

沖縄県民にとってへちまを食べることは普通ですが、他の県民にとっては普通じゃないんですね。

一般的に日本人は、お正月になるとお雑煮を食べますが、沖縄県民は中味汁(豚のあらゆる箇所のお肉を使った汁料理)を食べます。

沖縄県民にとってお正月のお雑煮は普通ではなく、中味汁を食べるのが普通なんですね。

インドの人は、手で料理を食べるのが普通ですが、日本人はお箸で食事をするのが普通です。

一般的に「そば」といえばそば粉を使ったそばのことをいいますが、沖縄県民にとって「そば」は、小麦粉で作った麺を使う”沖縄そば”のことを「そば」といいます。

そうなんです。私たちがつい使ってしまう「普通」は、みんな違うし、人それぞれなんですよね。


なぜ普通と考えてしまうのでしょうか?

私たちが普通と考える理由の多くは、育ってきた環境で学習したこと、特に親や周りの大人に言われたこと、学校の先生に言われたこと、職場の上司に言われたことなどが、自分の中にある強い価値観(ものさし)になり、「普通」という言葉に変わっているんですね。


普通を相手に押し付けてしまうと・・・

私たちが普段「普通」と思っていることは、他の人も「普通」と感じているわけではないのです。

夫婦であれば、夫が普通と思っていることも、妻にとっては普通じゃないこともあるわけで、妻にとって普通と思えることも、夫にとっては普通じゃないこともあるんですね。

この普通という価値観(ものさし)は、自分の中だけに留めておけば人間関係や夫婦関係に悪い影響を与えることはないのですが、私たち人間は、どうしても相手に自分の普通を押し付けてしまいがちです。

自分のものさしで計った、自分基準の普通が、夫にとって、妻にとって普通じゃないとき、夫婦は違和感を感じてしまうではないでしょうか。

夫婦で違和感を埋める作業をしなかったり、自分の中の普通にこだわり続けると、夫も妻も相手への不満が増大していき、最終的には積もり積もった不満が、“やっぱり夫とは性格が合わない”ということになってしまうんですね。


最後に

「普通はさ~」と言っている時、だいたい何かに不満をもっている時や、イラっとしている時、少なくともいい気分の時ではないですよね。

今夫婦関係がうまくいっていない方、夫や妻に不満をもっている方。

あなたの中の”普通”にこだわらなくなると、相手に対する不満や、嫌な気持ちが減っていきすごく楽になれると思います。

今日から「普通」を「こういう考え方もあるよね」に変えてみましょう。

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