離婚調停で調停委員に自分の考えをうまく伝えるポイント。

離婚調停で調停委員に自分の考えをうまく伝えるポイント。
離婚調停では、男女2名の調停委員がいます。

調停委員の仕事って何をするか知っていますか?


簡単に説明すると、調停委員は夫婦それぞれの気持ちや考えを聞いて、それをまとめて相手に伝えたり、意見を取りまとめて、うまく話し合いがまとまるように進めて行くことが仕事です。

調停委員がまずやることは、話を聞くことです。
ですから、自分の気持ちや考えをしっかりと伝えることが、調停を進めていく上で 最も大切で重要なことなんですね。

逆に、しっかり伝えることができないと、調停は自分の思った方向に行かない場合もあります。


離婚調停は初めての人がほとんどです。

調停の前日は緊張で眠れなかったり、当日は緊張でお腹が痛くなったり、便がゆるくなったりする人もいます。

うつや不安障害・パニック障害などをもっていたり、あがり症の人など、精神的に不安のある人なら頭の中は真っ白になり、緊張!不安!どうしよう!でいっぱいいっぱいになるかもしれません。

それでも、調停には出ないといけないわけです。

緊張していても、不安でも、調停委員に自分の気持ちや考えを上手く伝えるにはどうしたらいいでしょうか?

それは自分の考えや気持ちを整理して紙に書くこと。です。

つまり手紙を書くように文書にして、それを調停委員に読んでもらうことなんですね。

文章を書くことに自信がない人でも、学生時代に、友達に手紙を書いたこと、今の時代なら長い文のメールを送ったことくらい誰だって一度はありますよね。

そう、手紙やメールと同じ要領で、調停委員に手紙を書けばいいのです。


脳科学の視点から考えると

人間の脳は、耳から入ってくる情報(聴覚情報)より、目から入ってくる情報の方が記憶に残りやすい(視覚情報)といわれています。

ですから、自分の気持ちや考えなど、相手に伝えたいことは文字にした方が人の記憶に残りやすいのです。


言葉だけですべて伝えることは難しい。

人は言葉だけで自分の気持ちや考えをすべて伝えることは難しいもの。

言葉や身振り手振りを含めた表現力だったり、語彙の豊富さだったり、容姿や声の大きさだったり、言葉で伝えようとすると、どうしても受けて側(この場合調停委員)が分かりやすいように話すことって、けっこう難しいものです。

しかも、緊張していたら話すことすら難しいですよね。


手紙には何を書いたらいい?

手紙といっても、ダラダラと自分の言いたいことだけを書いても、調停委員に伝わらなければ意味がありません。

DESC法などやり方はたくさんあると思いますが、一番簡単な方法は、まず、パソコンとA4用紙、プリンターを準備して(裁判所で使用する書類はすべてA4だからです)、手紙を書く準備をしましょう。

準備が整ったら早速作成に入ります。

まず右上に年月日を書きます。

タイトルは、「調停委員の皆様へ」とか「お願い」とか「申立人の考え」などがわかりやすくていいと思います。

「陳述書」でもOKですが、素人がつくる書類なので、私はあまりおすすめできません。

次に名前を書きます。

さあ、ここから重要な文章を書くことになりますが、章立ては

  • あいさつ

  • これまでの経緯(事実)

  • 離婚や相手、子どもに自分の気持ちや考え

  • 離婚の条件とお願いの言葉


この4つだけを簡潔に小学生でもわかるような文章で書くと調停委員も読みやすいと思います。


最後に

今日、書いた方法は実際に私のお客様が実践してうまくいった方法です。

調停ですべてを話すこと、自分の気持ちや考えを伝えることは、結構難しいもの。

調停委員に手紙を書くように文書をつくって、当日、自分の番が来る前に調停委員に渡して読んでもらと、調停がうまく進むはずです。

離婚調停をお考えの方は、ぜひ試してみてくださいね。

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